オリンパス C-750UltraZoom
10倍ズームでマクロ撮影をするには
オリンパスUltraZoomシリーズの魅力はなんといっても10倍ズームによるマクロ撮影だろう。これまでのデジカメではマクロ撮影となると、被写体に数cmまで近付かなけらばならず、ウミウシやエビなどはなんとか撮れたが、臆病なハゼやサンゴの奥に棲む生物は撮影は不可能と言ってもよいくらいだった。10倍ズームを使えば、離れた距離から、一眼レフカメラの長ーいレンズよりもさらに高倍率で撮影ができる。
撮影にはクローズアップレンズを1枚装着する必要がある。標準レンズのままでは、最短撮影距離が約1.6m。それ以上近付いても、カメラがピントを合わせることができない。水中でこんなに離れて撮影したのでは、解像度の悪いぼやけた画像になってしまう。
ピント合わせに自身がない人は、INON UCL-330を使うといいだろう。被写体から約30cmぐらいのところでカメラを構えて、シャッター半押しでピントを合わせる。この30cmぐらいの距離にカメラを持っていくことさえできれば、ピント合わせは意外と簡単。次のように設定すれば、内臓フラッシュでも撮影できる。
●A(絞り優先オート)モードにして、絞りはf5.6に固定。
●ISO100
●マクロON
●フラッシュ強制発光
●ホワイトバランス 晴天
ISO感度をデジカメの標準ISO50にすると、絞りをもっと開ける(数字を小さく)しないと内臓フラッシュの光量では足りず、暗い画像になる。ISO感度を上げると、ノイズが出て画質が落ちる。絞りを開けるかISOを上げるか、悩むところだ。
C-745/740は、標準のISO感度が100なので、f5.6のまま撮影できる。CCDの画素の粒が大きいC-745/740のほうが結果的に画質がいいのかも。
もっとアップに撮りたい人は、INON UCL-165M67を使うといい。ピント合わせはちょっと難しくなるが、この倍率はやみつきになる。撮影距離が短くなるので、f5.6ならISO50でも大丈夫だ。ISO100のまま撮影するのなら、f8.0まで絞れる。もちろん、外部ストロボを使えば、ISOも最小の50、絞りはf8.0にセットできるので、画質はよくなる。
もうすぐ UNからPCU-03というクローズアップレンズが発売される。これはINONの2種類のレンズの中間の倍率だ。
UNのクローズアップレンズPCU-01は倍率が高いので、ちょっと使い方が限定される。
横幅11mmが画面いっぱいに写るので、極小生物が写せるが、あまりに倍率が高く画面の周辺が流れたようになってしまう。この流れがいいと言う見方もあるようだが、その辺は好みだろう。シャープに写るのは画面の中央だけなので、小さなウミウシやカンザシヤドカリなど、画面中央に丸く写る物を選べば周辺の流れは気にならない。ピント合わせはものすごく難しいが、この顕微鏡写真も面白い。
標準レンズ
INON UCL-330 1枚装着
INON UCL-165M67 1枚装着
撮影可能距離(レンズ前から) 160cm〜∞
最短撮影距離での撮影サイズ 149×112mm
撮影可能距離(レンズ前から) 26〜34cm
最短撮影距離での撮影サイズ 31×23mm
撮影可能距離(レンズ前から) 18〜21cm
最短撮影距離での撮影サイズ 17×13mm