内臓フラッシュでマクロ撮影をするには
デジカメの良いところのひとつに、コンパクトで手軽に海へ持っていけると言うことがあると思う。デジカメそのままだと小さなウミウシやエビなどを撮っても豆粒ぐらいにしか写らない。そこで、クローズアップレンズが欲しくなるのだが、クローズアップレンズを装着すると内臓フラッシュの光がレンズに遮られ、画面に影ができてしまう。このままでは撮れないから、結局外部ストロボやビデオライトを買って、それを取り付けるのにアームを買ってということになると、せっかくコンパクトなデジカメがどんどん大きくなって、手軽でなくなってしまう。

内臓フラッシュでは撮れないの?  いくつか方法はある。
テクニック001で紹介したように オリンパスのUltraZoomシリーズはクローズアップレンズを付けても内臓フラッシュが使える。ただし、ズームが最も望遠(T側)にした時だけ。撮影できる最短距離が25cmぐらいと長いため、ストロボがレンズに遮られることは無い。ズームをワイド側へ動かすと、写る範囲が広くなるのと、もっと被写体に近づけるようになるので、そうなるとフラッシュ光が当たらない部分が出てくる。
もうひとつ内臓フラッシュが使えるのは、ユーエヌ社の「クローズアップレンズPCU-02」
オリンパス ミュー10、ミュー15、ミュー20、ミュー25、X-250、X-1、X-2、C-40用の防水プロテクタ専用設計のレンズだ。クローズアップレンズの径が、防水プロテクタのレンズ径と同じなので、フラッシュを遮ることは無い。ズームを望遠にした時だけだが、マクロ撮影なので、ズームはいっぱい望遠(T側)でできるだけアップに撮りたいから問題ないだろう。

例えば、ミュー10と防水プロテクタ、PCU-02。この3つだけ買えば、横幅26mmが画面いっぱいに写る。小さなウミウシやイソギンチャクモエビは画面いっぱいに写るし、イザリウオなら顔のアップになる。

ユーエヌPCU-02を装着したミュー10
アオウミウシの交接 マダコの目
ミュー10なら小さいので蛸壺にカメラを突っ込んで撮影できた。